坂道に駐車していたトラックが無人滑走、止めようとした運転者が死亡

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20日午前11時30分ごろ、岐阜県揖斐川町内の町道で、坂道に駐車されていたトラックが無人の状態で滑走し、これを押し止めようとした運転者の男性が車両にはねられる事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡している。適切な駐車措置を怠っていたとみられる。

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岐阜県警・揖斐署によると、現場は揖斐川町外津汲付近で幅員約3mの直線区間。坂道となっている。トラックは灯油販売用のもので、事故当時は坂道に駐車していたところ、坂を下るようにしてバックで滑走を始めた。

運転していた60歳の男性はこれを押し止めようとしたが、トラックに押し出されるようにして転倒。そのまま下敷きとなって全身を強打。近くの病院へ収容されたが、約2時間後に死亡した。トラックは突き当たりにあるガードレールに衝突して停止したが、他に巻き込まれた車両や歩行者は無かったという。

事故当時の現場付近では弱い雨が降っており、路面は濡れて滑りやすい状態となっていた。トラックは車止めを使用しておらず、警察ではサイドブレーキの状態などを含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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今回の事故を起こした車両はトラックだが、これが軽乗用車であっても「坂道を滑走した車両を人力で止めるというのは不可能」と認識しておいた方がいいだろう。
重量に耐え切れず、転倒して車両の下敷きになるという惨事はこれまでにも発生している。
急な坂道ではサイドブレーキだけでなく、車輪止めなども併用することが必要だし、一番の対策は「坂道には駐車しない」ということでもある。

《石田真一》

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