いすゞ、大型トラック ギガトラクタ を改良 新排ガス規制対応など

自動車 ニューモデル 新型車

いすゞ自動車は、大型トラック『ギガ・トラクタ』を改良し、6月22日より発売する。今回の改良では、今年9月より施行される平成28年排出ガス規制に対応しつつ、省燃費性能を実現。また車型ラインアップを充実させ、運行中の利便性も向上した。

新型モデルは、冷却系を中心にエンジン性能を向上させることで、平成28年排出ガス規制への対応と主力馬力帯でそれぞれ平成27年度燃費基準+5%達成。さらに「スム―サーGx」については地図情報を活用したオートクルーズ機能「Smartグライド+g」を新たに採用。道路状況から最適なギヤ段を自動選択し、さらなる省燃費に貢献する。

また、スムーサーGx専用に、クラス最大のトルク値となる420PS/トルク230kg・mエンジンを新たに展開。低回転域で最大トルクに到達し、460ps同等のトルクカーブを有することで高GCW(車両総重量)ニーズにも対応した性能を実現する。さらに積載重量と容積を最大限にした新規格トレーラ(トレーラ前回り2m級)に対応するため、4×2エアサスセミトラクタ(EXD)にホイールベースG(3830mm)の第5輪荷重11.5トン車を新規設定。カプラオフセットの変更が可能なスライドカプラを展開し、1台のトラクタでキングピン荷重や前回り/すそ回り半径が違う複数のトレーラに対応が可能となる。

そのほか、ETC2.0を全車に標準設定し、運行中の利便性を向上。また、ヘッドランプおよび室内灯のLED化とメーター照明の常時点灯化を実施することで視認性を高めた。

価格は車型2PG-EXD52CD・フルキャブ・エアサスペンション・6WG1-TCNエンジン・12速AMTが1949万2000円など。

《纐纈敏也@DAYS》

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