加工食品を輸送するトラックドライバーの労働環境を改善 関係者間で検討へ

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荷待ち時間のサンプル調査で、加工食品の配送が最悪だった。
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国土交通省は、関係省庁と連携し、店頭などにも並び身近なものとなっている加工食品の物流の効率化、トラックドライバーの労働時間の改善策を検討する。調査で、荷待ち時間が最も長くて効率が悪かったのは加工食品物流となっている。

トラック運送業では、ドライバー不足が大きな課題となっており、物流が継続的にその機能を果たしていく上で、トラックドライバーの長時間労働の改善を図るとともに、物流の生産性向上を図っていくことが求められている。

物流の生産性向上のためには、個々の輸送品目ごとに抱える課題や特性に違いがある。昨年7月に実施した荷待ち時間のサンプル調査で、荷待ち時間が最も長くて効率が悪かったのは加工食品物流だった。このため、国土交通省では、加工食品物流を対象に、トラック運送事業者、発着荷主などの関係者が連携してサプライチェーン全体で、生産性向上とトラックドライバーの労働時間改善を検討する。

「加工食品物流における生産性向上及びトラックドライバーの労働時間改善に関する懇談会」を新設、6月29日に初会合を開く。

《レスポンス編集部》

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