ULジャパン、EV/HV向け車載部品用固定型ダイナモ搭載電波暗室を紹介へ…人とくるまのテクノロジー展2018名古屋

自動車 テクノロジー 安全
EHV Chamber(左:ダイナモメーター 右:電波暗室)
EHV Chamber(左:ダイナモメーター 右:電波暗室) 全 2 枚 拡大写真

米国の第三者安全科学機関であるUL社の日本法人であるULジャパンは、7月11日から13日まで、ポートメッセなごやで開催される「人とくるまのテクノロジー展2018 名古屋」に出展。国内初のEV/HV向け車載部品用固定型ダイナモ搭載電波暗室「EHV Chamber」を紹介する。

自動車の電動化およびEH/HV化において、車載部品間での電波干渉は、暴走などの大きなリスクにつながる。このような潮流を受け、国際規格CISPR25:2016 Ed.4 Annex I にてEV/HV向け車載部品に関する評価方法が新たに追加された。

UL社は、自動車分野の技術革新に対応するため2017年6月、愛知県みよし市に自動車業界向け試験所「オートモーティブ テクノロジーセンター(ATC)」を開所。さらに2018年第3四半期中に、この国際規格CISPR25:2016 Ed.4 Annex I に対応した国内初となるEV/HV部品向け固定型ダイナモメーター搭載電波暗室「EHV Chamber」をATC内に設置し、稼働する計画だ。

今回の展示会では、このEHV Chamberを詳しく紹介。また、車載製品に対するEMC試験のほか、環境試験や電気試験、受託試験などを中心に、世界電波法申請代行や相互接続性試験、光放射の安全試験など、ULが提供している最新の車載関連試験サービスを紹介する。また12日には、「自動車の電動化およびEV/HV化に伴う車載部品への新要求事項(CISPR25:2016 Ed.4 Annex I)」をテーマとしたワークショップを開催。規格概要およびソリューションを紹介する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る