海上輸送にモーダルシフトを実行した優良事業者 日産など36者を国交省が認定

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国土交通省は、陸上輸送から海上輸送へモーダルシフトを実施し、CO2排出量を大幅削減した36者を「エコシップ・モーダルシフト優良事業者」として表彰すると発表した。

フェリー事業者やRORO船、コンテナ船、自動車船事業者で構成するエコシップ・モーダルシフト事業実行委員会は、2008年度から、海上貨物輸送を一定水準以上利用してCO2削減に取り組んだ荷主、物流事業者を、委員会構成員からの推薦を基に、毎年度「エコシップマーク認定事業者」として選定している。

「エコシップマーク認定事業者」は、「エコシップマーク」を梱包材、車体などに表示して海上輸送を通じた環境対策に貢献する企業としてのイメージアップに役立てることができる。これにより、モーダルシフトの促進を図っている。

また「エコシップマーク認定事業者」の中で特に環境負荷の低減に貢献したと認められる事業者については、「エコシップ・モーダルシフト優良事業者」として毎年度、海事局長表彰を行っている。10回目となる今回の表彰では荷主18者、物流事業者18者を選定した。優良事業者受賞者は合計で荷主141者、物流事業者153者となる。

エコシップ・モーダルシフト優良事業者に認定されたのは、トランスミッションの輸送をフェリーに切り替えた日産自動車と、鈴与やアルミコイルの輸送をRORO船にした三菱アルミニウム、トーエイアドバンス、日本通運など。

表彰式を5日に東京都内で行なう。

《レスポンス編集部》

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