未来の自動車をテーマとした小学校向け団体プログラム、運用開始 鈴鹿サーキットと三重大学が共同開発

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鈴鹿サーキットは、三重大学教育学部の監修により共同開発を進めてきた「新学校団体プログラム」について、7月より本格運用を開始すると発表した。

同プログラムは、文部科学省が告示する新小学校学習指導要領に沿って形成された鈴鹿サーキット独自の学習プログラム。昨年度は小学5・6年生を対象に12校の試験実施を重ね、産学連携に関わる包括協定を締結している三重大学教育学部教授のアドバイスを基に改良を加えてきた。

「未来のクルマ」を題材に、アクティブ・ラーニング手法のひとつ「ジグソー学習」を用いて、各グループのメンバーが「メカニック体験」「デザイナー体験」「モータースポーツ体験」「エネルギー実験」の異なるワークショップの中から興味のあるものを選択。各ワークショップで学んだ知識を持ち寄り、異なる視点から意見交換をすることで自動車産業や環境についての学びを深め、子ども同士の活発なコミュニケーションを促すプログラムとなっている。

7月19日には、三重大学教育学部附属小学校5年生が、鈴鹿サーキット内のレーシングシアターや交通教育センター、のりもの研究所などでプログラムに参加。鈴鹿サーキットは新学習指導要領に対応した同プログラムの提供を通して、自動車産業への興味醸成と社会貢献を目指していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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