アウディ(Audi)は7月4日、2018年末に発売予定のブランド初の市販EV、『e-tron』のインテリアを公開した。
e-tronは、アウディのラグジュアリーモデルと同等のスペースと快適性を備え、5名の乗員とその荷物を積載することが可能。長距離ドライブに対応する航続と、幅広い充電方法を用意する実用性の高いEVとなる。
e-tronの駆動方式は、電動4WDの「クワトロ」。バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は95kWhと大容量。この効果もあり、1回の充電での航続は、欧州仕様の場合、最大で400km以上の性能を備える。さらに、e-tronは、最大150kWで急速充電を行うことが可能。これにより、30分以内に充電が行える。
アウディは今回、e-tronのインテリアを公開。アウディのデジタルコクピット、「アウディバーチャルコックピット」の最新版を搭載する。
e-tronのアウディバーチャルコックピットでは、初設定の「バーチャルエクステリアミラー」用のモニターを、両サイドのドア部分に設置。ドライバー正面にひとつ、センターコンソールに2つ、左右のドアに2つの合計5つのモニターが配置される空間になる。