【ボルボ XC60ディーゼル 新型試乗】乗るたびに熟成度が上がっているのを感じる…諸星陽一

試乗記 輸入車
ボルボ XC60 D4 AWD
ボルボ XC60 D4 AWD 全 16 枚 拡大写真

ボルボの大ヒットモデルである『XC60』にディーゼルエンジンを搭載、フルタイム4WDの駆動方式を採用する「XC60 D4 AWD」が登場した。

【画像全16枚】

XC60は上質な乗り味を持つミドルクラスのSUVとして知られているが、今回のディーゼルエンジン搭載でその質感はさらにアップしたと言える。搭載されるディーゼルエンジンは2リットルの4気筒で、最高出力は190馬力、最大トルクは400Nmとなる。この最大トルクは1750回転から2500回転という低い回転数で発生するもので、XC60のキャラクターにあったトルクカーブを持っている。

ガソリンエンジンを積むXC60はシャープな吹け上がりのエンジンで、キビキビした走りを見せ、SUVでありながらスポーツカーやスポーツセダンのような印象すら受けるが、このディーゼルエンジンはごくごく低速からグッと盛り上がるトルクが気持ちのいいフィールでSUVらしい余裕を感じることができる。

最高出力ではT5のほうが上で、おそらくヨーロッパの高速道路で追い越しをしながら走って行くようなシチュエーションでは、T5のほうが気持ちよく走れるはずだが、ほとんどの高速道路の制限速度が100km/h以下の日本ではこのD4でも十分過ぎるほどのトルク感がある。

ボルボのACCはレーンキープの正確さも高く、高速道路を走っているとじつに快適。こうした定常走行の際はトルク変動の少ないディーゼルエンジンの特性がよく出て、じつに快適なドライブを楽しむことができる。

このXC60は日本でのデビューから半年程度しか過ぎていないが、乗るたびに熟成度が上がっている感じがする。クルマを作り慣れてきたとかそういった印象だ。こうしたことも踏まえて現状のXC60のなかではもっともいい印象となっているのがこのD4 AWDだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★

諸星陽一|モータージャーナリスト
自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ルーミー』フルモデルチェンジは延期!?「大幅改良」の可能性が高まる理由とは
  2. スバル『BRZ』MT車に新シフトレバー構造、「アイサイト」に広角単眼カメラも採用…337万7000円から
  3. ホンダ『アコード』を一部改良、ボディ同色パーツで上質に…595万1000円から
  4. レクサス『RX』大幅改良へ、新デザイン判明!…フロント刷新&内装進化
  5. ホンダ『N-WGN』次期型はどう進化する? “ヒンジドア軽ワゴン”の魅力を磨く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. GaNで車載オーディオが変わる? 次世代D級アンプが示した高音質化の可能性
  2. 神奈川個人タクシー、電脳交通のクラウド配車システム「DS」導入…S.RIDEとUberにも対応
  3. 【バッテリー リスキリング講座】車載用全固体電池の開発状況と今後の展望
  4. ヨコオ、電波暗室を中国・東莞に新設…アンテナ評価を現地完結へ
  5. タイヤは「黒いゴム」じゃない! ブリヂストンが明かした性能を決める原材料の秘密
ランキングをもっと見る