ボッシュとダイムラー、完全自動運転の実証実験を計画 米シリコンバレーで2019年から

自動車 ビジネス 企業動向
ボッシュ(イメージ)
ボッシュ(イメージ) 全 2 枚 拡大写真

ボッシュ(Bosch)とダイムラー(Daimler)は7月11日、米国カリフォルニア州シリコンバレーで2019年後半から、市街地での完全自動運転の実現に向けた実証実験を開始すると発表した。

ボッシュとダイムラーは、実証実験用の自動運転車両を使用して、シリコンバレーのサンフランシスコ湾近郊の都市において、試験的に自動運転のシャトルサービスを行う予定。試験サービスでは、完全自動運転またはドライバーレスの車両が、マルチモーダルな交通にどのように統合されるのかを検証していく。

ボッシュによると、現在多くの都市が、既存の交通手段の負荷となっている問題に直面。ボッシュとダイムラーが計画する自動運転サービスが、これらの問題を解決するための一端を担うという。

ボッシュとダイムラーは、このプロジェクトに同等の資金を投資。このプロジェクトにおいて、ダイムラーは車両のシステム開発を担当しており、テスト車両、テストのための施設を提供。また今後、試験サービスで使用される車両もダイムラーが提供する計画。

一方、ボッシュは各種センサー、アクチュエーター、コントロールユニットなど各コンポーネントの開発を担当。なお、ダイムラー・モビリティ・サービス社がこのアプリベースのサービスと自動運転フリートのオペレーターとなる予定、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  2. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  3. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  4. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
  5. 日本とは違う『カローラセダン』に「GRスポーツ」が登場、ステアリングもGRがチューニング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る