ホンダ N-VAN 開発責任者「軽バンの常識を変える低燃費と走りを実現」

自動車 ニューモデル 新型車
本田技術研究所 古舘茂 主任研究員
本田技術研究所 古舘茂 主任研究員 全 8 枚 拡大写真

ホンダが7月13日に発売する新型軽商用バン『N-VAN』は、Nシリーズ初の商用車となるが、開発責任者を務める本田技術研究所の古舘茂主任研究員は「新開発のパワートレイン搭載により、軽バンの常識を変える低燃費と走りを実現している」と語る。

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N-VANのエンジンは自然吸気とターボの2種類で、トランスミッションは軽商用初となる6速マニュアルと、ホンダ初となる商用車向けのCVTが用意され、自然吸気はマニュアルまたはCVT、ターボはCVTのみの組み合わせとなっている。駆動方式は全タイプにFFと4WDを設定。アイドリングストップも標準装備されている。

古舘氏は「N-BOX用エンジンをベースに商用車向けに改良した。燃費は自然吸気のCVTで23.8km/リットルを達成。走りについては従来の商用車のゾーンを超えて、軽乗用の加速ゾーンまで引き上げている。ターボ仕様についても軽乗用のターボ仕様と変わらない加速性能を有している」と解説。ちなみにターボエンジンのJC08モード燃費は23.6km/リットルだ。

CVTも同様にN-BOX用をベースに商用車向けに改良されている。「ロー側は発進時の駆動力をしっかり確保できるレンジとし、またオーバードライブ側を広くとることによって燃費と静粛性の向上に貢献。広いカバレッジをCVTで無段階に変速しスムーズな走りを提供する」と古舘氏は語る。

一方の6速マニュアルトランスミッションは『S660』用の6速MTをベースにFF化および商用向けに改良。「従来5速までだったものに対して、その上にさらに6速を追加することによって巡航時のエンジン回転数を抑えられ、こちらも巡航時の静粛性を大幅に向上した」という。

また4WDは「N-BOX用システムをベースに、リアへの駆動力配分を大幅に向上させ、積載時までを考慮した登坂・悪路走破性を実現」。このほか足回りに関しても「リアサスペンションについては断面を大きく、さらに板厚も上げながら、プログレタイプのスプリングを採用し、積載時でも安定した走りと乗り心地を実現している」とのことだ。

N-VANの価格は126万7920~179万9280円で、全車に安全運転支援システムのホンダセンシングが標準装備されるが、マニュアル車に関してはアダプティブ・クルーズ・コントロール、車線維持支援システム、誤発進抑制機能、後方誤発進抑制機能は装備されないという。実は、初代NA系ロードスター乗りから広く知られているキスモ。マツダのユーノスロー…

《小松哲也》

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