通行止めで生じた渋滞車列に突っ込んだ軽乗用車の運転者が死亡

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豪雨災害による通行止めによって生じた渋滞の車列に対し、後ろから進行してきた軽乗用車が突っ込む事故が起きた。軽乗用車は車列最後部のトラックに追突し、運転者が死亡している。

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10日午前8時10分ごろ、福岡県北九州市小倉南区内の九州自動車道上り線で、渋滞中の車列に対して軽乗用車が突っ込む事故が起きた。この事故で軽乗用車の運転者が死亡している。

福岡県警・高速隊によると、現場は北九州市小倉南区横代東町付近で片側2車線の直線区間。事故当時は交通集中による渋滞が発生していたが、車列最後部に位置していた中型トラックに対し、後ろから進行してきた軽乗用車が追突した。

追突によって軽乗用車は中破。運転していたみやこ町内に在住する38歳の男性は胸部などを強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。追突被害を受けたトラックを運転していた福岡市西区内に在住する40歳の男性にケガはなかった。

事故当時は一部区間の通行止めに伴う渋滞が発生していた。警察では追突側の前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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九州や中国地方での豪雨災害で高速道路も大きなダメージを受けており、通行止めとなっている区間が多くなっている。今回の事故で運転者が死亡した軽乗用車が突っ込んだ渋滞は、通行止めによって一般道へ下ろされることになる車両によって生じていたという。

《石田真一》

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