交差点で追突被害のクルマが歩道に乗り上げ、下校中の高校生が負傷

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10日午後2時ごろ、福岡県福岡市城南区内の市道で交差点を進行していた軽乗用車同士が追突。追突側のクルマが歩道に乗り上げ、下校中の高校生9人がはねられる事故に発展した。9人は重軽傷を負っている。

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福岡県警・早良署によると、現場は福岡市城南区茶山付近で片側2車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。軽乗用車は交差点を左折していたが、後ろから進行してきた別の軽乗用車が追突。押し出された被追突側のクルマはそのまま道路左側の歩道へ乗り上げ、下校中の高校生をはねた。

この事故で乗り上げたクルマにはねられた15-17歳の高校生9人が骨折や打撲などの重軽傷。乗り上げたクルマの運転者にケガはなかった。追突側のクルマを運転していた60歳代の女性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

現場は見通しの良い区間。警察では追突側の前方不注視が事故につながったものとて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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事故が起きた交差点は幅員も広く、視界を遮るような障害物も存在しない場所だった。視界が良いということは、「視界に飛び込んでくるものが多く、情報過多から注意散漫になりやすい」とも言えるので、こうした場所では注意を要する。

《石田真一》

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