JR四国予讃線の八幡浜以西が7月17日からバス代行に、サンライズと瑞風は再開へ 平成30年7月豪雨

鉄道 企業動向
7月17日時点の予讃線松山~宇和島間の運行状況。予土線も運行見合せとなっているため、愛媛県内から高知県内へ鉄道で抜けるには、大きく東へ迂回しなければいけない状況となっている。
7月17日時点の予讃線松山~宇和島間の運行状況。予土線も運行見合せとなっているため、愛媛県内から高知県内へ鉄道で抜けるには、大きく東へ迂回しなければいけない状況となっている。 全 1 枚 拡大写真

JR四国では、梅雨前線の停滞による大雨災害のため、7月17日から愛媛県内の予讃線八幡浜~宇和島間でバス代行輸送を開始した。

予讃線は7月17日の時点で伊予市~伊予長浜~伊予大洲間と八幡浜~宇和島間で運行を見合わせており、伊予市~伊予大洲間では列車の本数を大幅に減らして内子駅(愛媛県内子町)経由で運行している。

そのため、松山~宇和島間で運行している特急『宇和海』のうち、下りの『宇和海7・11・17・21・27・33号』、上りの『宇和海8・12・20・22・28号』の計11本が当面の間運休となる。

また普通列車は、松山~伊予市間で下り5本・上り4本、伊予大洲~八幡浜間で下り9本・上り5本が運休となる。

なお、伊予大洲~八幡浜間では、八幡浜19時発伊予大洲行きと伊予大洲22時51分発八幡浜行きの臨時列車が運行される。

愛媛県内では、予讃線のほか北宇和島駅(愛媛県宇和島市)から分岐している予土線も大雨の影響で運転を見合わせているが、7月20日から予讃線伊予市~伊予大洲間とともにバス代行輸送を開始する予定だという。

このほか、平成30年7月豪雨関連では、始発駅基準で7月18日から東京~高松間の特急『サンライズ瀬戸』が運行を再開する予定。

7月7日から運行を中止していたJR西日本のクルーズトレイン『TWILIGHT EXPRESS 瑞風』は、山陰コースに限り7月18日出発分から再開。

JR九州では、肥薩線八代~人吉間が7月19日に運行を再開する予定。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  3. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  4. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  5. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  6. <新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”を駆使して「低音増強」を図る!
  7. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  8. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  9. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  10. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
ランキングをもっと見る