ボルボカーズ傘下の高性能車開発メーカーのポールスターは7月12~15日、英国で開催された「グッドウッドフェスティバルオブ・スピード2018」のヒルクライムにおいて、『ポールスター1』のプロトタイプを初走行させた。
ポールスター1は、ボルボカーズから独立した電動高性能車ブランドに位置付けられるポールスター社が、2019年の半ばから販売予定。プラグインハイブリッド(PHV)の高性能な2+2のグランドツアラークーペとなる。
ポールスター1は、ボルボカーズの新世代プラットフォーム、「SPA」(スケーラブル・パフォーマンス・アーキテクチャ)がベース。ただし、その約50%は、ポールスターの独自設計となる。
プラグインハイブリッド(PHV)パワートレーンは、2.0リットル直列4気筒ガソリン「Drive-E」エンジンが前輪を駆動。2個のモーターが後輪を駆動する4WDとなる。システム全体で、最大出力600hp、最大トルク102kgmを発生。EVモードの航続は最大150km。
ポールスターは今回、グッドウッドフェスティバルオブ・スピード名物のヒルクライムにおいて、ポールスター1のプロトタイプを初走行させた。大型のクーペボディのポールスター1が、グッドウッドの約1.9kmの丘をダイナミックに駆け上がっている。