伯備線の全線運行再開は8月中旬の見込み…高山本線では特急の運行を再開へ 平成30年7月豪雨

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7月18日14時時点におけるJR西日本の運行状況。中国地方の山間路線を中心に不通区間が続いている。舞鶴線と山陰本線は今週中に不通区間がなくなる模様。
7月18日14時時点におけるJR西日本の運行状況。中国地方の山間路線を中心に不通区間が続いている。舞鶴線と山陰本線は今週中に不通区間がなくなる模様。 全 1 枚 拡大写真
JR西日本は7月18日、平成30年7月豪雨に伴なう同日以降の運行計画を発表した。

7月18日は、山陽本線福山~三原間と因美線用瀬(もちがせ)~智頭(ちず)間で運行が再開されたが、7月19日は舞鶴線西舞鶴~東舞鶴間、7月21日は山陰本線益田~東萩間で運行が再開される見込みとなった。これにより舞鶴線と山陰本線は全線で運行再開となる。

また、伯備線豪渓~上石見間については8月中旬の運行再開が見込まれている。

バス代行については、7月19日から伯備線で開始されるほか、姫新線上月(こうづき)~新見間、因美線津山~智頭間、芸備線新見~備後落合間でも実施される計画となっている。

JR西日本以外の路線でもバス代行が行なわれており、7月18日は、岡山県の井原鉄道総社~三谷間で開始。錦町~北河内(きたごうち)間で運行を再開した山口県の錦川鉄道でも、北河内~岩国間で開始されている。

一方、高山本線が一部被災しているJR東海は、7月18日に飛騨金山~下呂間が8月半ばに運行を再開する見込みと発表。高山本線を通過する特急『(ワイドビュー)ひだ』も、同区間の復旧を機に一部の列車が運行を再開する予定。

高山本線ではこのほか、坂上~猪谷間で運転を見合わせているが、盛土や線路設備などの被害が大きく、運行再開までには数ヶ月を要する見込みとされている。

山陽本線東福山~新南陽間、伯備線倉敷~伯耆大山間、予讃線宇多津~松山間で貨物列車の運行を中止しているJR貨物は、山陽本線新南陽~福岡貨物ターミナル間に1往復の貨物列車を運行。

岡山貨物ターミナル~広島貨物ターミナル間、広島貨物ターミナル~北九州貨物ターミナル・福岡貨物ターミナル間、岡山貨物ターミナル~新南陽間では、滞っている貨物を優先してトラックによる代行輸送を実施。

北九州貨物ターミナル~東水島間と福岡貨物ターミナル~百済(くだら)貨物ターミナル間では船舶による代行輸送も実施している。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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