JR東日本のC57形に不具合…7-8月の『SLばんえつ物語』はディーゼル機関車けん引に

鉄道 企業動向
近年は整備状況が悪化している『SLばんえつ物語』のC57 180。今回の不具合では、調査や修繕に手間取っている状況だという。
近年は整備状況が悪化している『SLばんえつ物語』のC57 180。今回の不具合では、調査や修繕に手間取っている状況だという。 全 1 枚 拡大写真

JR東日本新潟支社は7月19日、新津駅(新潟市秋葉区)と会津若松駅(福島県会津若松市)を結ぶ磐越西線のSL列車『SLばんえつ物語』を、7月21日からディーゼル機関車けん引で運行すると発表した。

同列車をけん引している「シゴナナ」こと、C57形蒸気機関車180号機(C57 180)に不具合が発生し、その調査や修繕に時間を要しているための措置で、7月21・22・28・29日、8月4・5・11・12日は全車自由席の臨時快速として運行。

また、8月18・19・25・26日は、DE10形ディーゼル機関車がけん引する、全車指定席の快速『DLばんえつ物語』として運行する。

なお、『SLばんえつ物語』と接続する新潟~新津間の快速『SLリレー号』は、通常と同じ停車駅と時刻の快速として運行され、『DLばんえつ物語』運行時は『DLリレー号』となる。

近年のC57 180は、多数の故障や不具合を抱えながら運行されており、2015年度の『SLばんえつ物語』は運行開始が7月までずれ込むなど、その整備状況は深刻さを増しているという。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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