ジープ グランドチェロキー、制動距離が伸びるおそれ リコール

自動車 テクノロジー 安全
グランドチェロキー
グランドチェロキー 全 2 枚 拡大写真

FCAジャパンは7月20日、クライスラーグループのジープ『グランドチェロキー』(Jeep Grand Cherokee)のブレーキブースターに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2010年12月18日~2014年1月16日に製造された3445台。

[改善箇所]

ブレーキブースターの防水カバーが適切に取り付けられていないものがある。そのため、ブレーキブースターに雨水がかかり、腐食して負圧が失われ、最悪の場合、制動距離が伸びるおそれがある。

改善措置として、全車両、ブレーキブースターの防水カバーの取付状態を点検し、不適切な場合は、防水カバーを新品に交換する。また、ブレーキブースターの機能診断を実施し、異常がある場合は新品に交換した上で、新品の防水カバーを取り付ける。

いずれも不具合および事故は発生していない。本国からの情報により発見した。

なお、今回のリコールは2014年12月25日に届け出を行っているが、再度、リコール届出を実施するもの。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 1241万円で落札された伝説のコンプリートマシン、奈良のディーラーが購入者と判明 一般公開へ
  2. トヨタのAセグ初のハイブリッド車に、小型SUV『アイゴX』改良新型を欧州発売
  3. サプライズ! ヤマハの新型125cc、『Fazzio』登場…2025年のモーターサイクル記事ベスト5
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. 万能のメルセデスベンツ『ウニモグ』、史上最も豪華なコンセプトカー登場…『Gクラス』の上を行く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る