40万円台のDIYキットで軽トラキャンを作る…東京キャンピングカーショー2018

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
Kトラハウス(東京キャンピングカーショー2018)
Kトラハウス(東京キャンピングカーショー2018) 全 15 枚 拡大写真

東京キャンピングカーショー2018の用品出展エリアで、来場者の熱心な質問を受けていたのが、軽トラックに載せてキャンピングカーにする組立キットだった。

開発したのは、商品名と同じ会社名の「Kトラハウス」(大阪府大東市に工場)。機械系と技術系畑の男性2人がタッグを組み、今年1月に起こしたばかりのベンチャー企業だ。

「2人ともアウトドア派でキャンプ好き。キャンピングカーは欲しいが、値段が高くて手を出せない。それで自分で作ろうとホームセンターなどに行って材料を探したが、なかなか思うようなものがなかったので、じゃあ自分たちで開発しようとなりました」。そう話すのは、柳生眞喜男代表。軽トラックに載せるシェルなら、コンパクトで安く収まると考えた。

設計は建築士に頼み、試行錯誤を繰り返しながら、今回、完成度の高い試作3号機をショーに間に合わせることができた。今月初めには組み立て体験会を行って、様々な意見なども取り入れたという。

出来上がったキャンピングシェル基本キットの値段は44万8000円。パーツは木材と外壁用のアルミ複合版、窓、ドアなどで、各サイズがカットされている。組み立てに必要な道具は、基本的に電動ドリルとクランプで、接着剤やコーキングガンを使う。

重量はそれほど重くないが、面積が大きいので取り回しのために2人以上で作るのを推奨している。キットには解説動画が用意され、専門的な知識や技能がなくても3日で完成するという。

柳生代表は「DIYの経験があれば、組み立ては簡単。内装はホームセンターなどで材料を調達して、自分好みに仕上げて楽しんでください。アウトドアなどの趣味はもちろん、キッチンカーやモバイルショップなどにも活用してほしいですね」と話している。

販売開始は8月下旬を目指している。
開催近く!! 今年の鈴鹿8耐=“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレースを制するのはいったい誰なのか? レース以外に楽し…

《嶽宮 三郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. SHOEIが新型フルフェイスヘルメット『GT-エアーIII』にグラフィックモデル「DISCIPLINE」を設定
  2. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  3. ランボルギーニ、新型車を間もなく発表へ…電動『ウルス』の可能性も
  4. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  5. アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
  6. ホンダの新型SUV『WR-V』、発売1か月で1万3000台を受注…月販計画の4倍超
  7. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  8. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
  9. いすゞとUDトラックス、ジャパントラックショー2024に共同で出展へ
  10. レンジローバー最初のEV、プロトタイプの写真を公開
ランキングをもっと見る