徒歩で横断していた高齢男性、乗用車にはねられて死亡

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客のクルマを探すために徒歩で道路を横断していた運転代行業者に勤務する高齢男性に対し、交差進行してきたクルマが衝突した。夜間の見通しが悪い区間となっており、この事故で男性は死亡している。

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21日午後11時15分ごろ、秋田県秋田市内の国道7号で、徒歩で道路を横断していた高齢男性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。男性は死亡。警察はクルマの運転者から事情を聞いている。

秋田県警・秋田臨港署によると、現場は秋田市土崎港中央5丁目付近で片側2車線の緩やかなカーブ。男鹿市内に在住する71歳の男性は徒歩で道路を横断していたところ、左方向から交差進行してきた乗用車にはねられた。

男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因でまもなく死亡。クルマを運転していた大仙市内に在住する25歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

現場は昼夜を通して交通量の多い区間。夜間の見通しが悪いが、近くには横断歩道や信号機の設置された交差点もあった。死亡した男性は運転代行業に従事しており、道路反対側に向かう途中で事故に遭っていた。警察では安全確認に怠りがあったとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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事故当日は現場近くの神社で祭りが開催されており、死亡した男性はこの祭りに参加した人から依頼を受けてクルマを探していたという。交通量は多いものの、街灯は交差点付近にしか設置されておらず、夜間の見通しが悪い区間だった。

《石田真一》

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