大阪府の北急南北線延伸部の駅名が決定…箕面市内の2駅

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北急南北線延伸部の終点となる箕面萱野駅のイメージ。
北急南北線延伸部の終点となる箕面萱野駅のイメージ。 全 1 枚 拡大写真

北大阪急行電鉄(北急)と大阪府箕面(みのお)市は7月24日、北急南北線延伸部に設置する駅の名称を明らかにした。

南北線は江坂駅(大阪府吹田市)と千里中央駅(大阪府豊中市)を結ぶ5.9kmの路線で、全列車が大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)の御堂筋線へ乗り入れている。南北線延伸部は千里中央駅からのおよそ2.5km部分で、2020年度の開業を目指して、2017年1月に着工した。

延伸部に設置される駅は2駅で、名称は千里中央方から「箕面船場阪大前」(仮称:箕面船場)、「箕面萱野」(仮称:新箕面)となった。箕面市が行なった駅名候補案の公募結果を踏まえ、今年6月に開催された駅名検討会議により決定された候補案を北急へ提案後、国や大阪府への正式手続きを経て決定した。

箕面船場阪大前(みのおせんばはんだいまえ)駅は、大阪府箕面市船場東3丁目付近に設置。昭和40年代に大阪市中央区の船場にあった繊維問屋街の一部が箕面市に移転し船場の地名ができたこと、大阪大学箕面キャンパスが船場地区に移転することが見込まれることから、市名と「船場」の名、大阪大学の略称である「阪大」を組み合わせた駅名となった。

箕面萱野(みのおかやの)駅は、大阪府箕面市西宿1丁目付近に設置。1948年まで周辺が「萱野村」と呼ばれており、現在も「萱野」の地名が親しまれていることから、その名をよりわかりやすくするため、市名と萱野の名を組み合わせた駅名となった。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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