高速バスの貨客混載を活用、特色のある農産物を東京・丸の内で販売

自動車 ビジネス 企業動向
高速バスを使った貨客混載サービスのイメージ
高速バスを使った貨客混載サービスのイメージ 全 3 枚 拡大写真

全国農業協同組合中央会、農林中央金庫、三菱地所、大丸有環境共生型まちづくり推進協会は、旅客用高速バスを利用した貨客混載の制度を活用して生産量が少なく県外へ出荷できていない特色ある農産物を丸の内向けに定期配送するサービスを8月2日からスタートする。

サービスは、人口減少による自動車運送業の担い手不足によって農産物の流通サービスの低下が危惧されている中、貨客混載の制度を使って複数のバス会社と連携し、地方部から東京への旅客用高速バスのトランクスペースに、地方の新鮮な農産物を積み込む。東京都市部で乗客を降車させた後、丸の内エリアに納品する。

従来生産量が少なく配送ルートの確保がネックとなって県外へ出荷できていない希少野菜や伝統野菜、朝採れ野菜など、特色ある農産物を、食に対する感度が高い都市生活者のニーズに応えながら、各地の農産物の継続的な消費・購買につなげる。

サービスは4者が2017年3月から取り組む「大丸有フードイノベーション」の一環として実施するもの。丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町地区)に納品される農産物を約4300の事業所、約28万人の就業者を抱える丸の内エリアの飲食店や企業の社員食堂、イベントなど、多様な販路を介して販売する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 2031馬力をMTで操る!? 世界に1台のハイパーカー『ヴェノムF5』が爆誕
  3. Z世代に人気、ヤマハ『ファッジオ』がまもなく上陸…2025年上期のモーターサイクル記事ベスト5
  4. 【アウディ A3 新型試乗】アウディらしい闊達なスポーティさが持ち味…島崎七生人
  5. 中国向け新ブランド「アウディ」、初の量産モデル『E5スポーツバック』生産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る