ポルシェは7月30日、2019年から生産を開始する予定のポルシェ初の量産EVスポーツカー、『タイカン』(Taycan)のプロトタイプの画像を公開した。
タイカンは、コンセプトカーの『ミッションE』の市販版となる。EVパワートレインには、最大出力600psを超える2基の永久磁石シンクロナスモーター(PSM)を搭載。0~100km/h加速は3.5秒以下で駆け抜け、0~200km/h加速も12秒以下の性能を発揮する。
また、このパフォーマンスに、EVでは前例のない連続的な出力レベルも付加。性能を損なうことなく幾度ものジャンプスタートを連続して行うことが可能。1回の充電での航続は、NEDC(新欧州サイクル)で500km以上の性能を備える。
ポルシェは今回、タイカンの開発プロトタイプ車の画像を公開。南アフリカ共和国の気温40度の環境下において、およそ20台の開発プロトタイプ車が走行テストを行っている。ポルシェは、最初のEVスポーツカーは、厳しい条件下でも時計のように正確に動くだろう、としている。