米ホンダ、「スマートチャージ」導入…スマホアプリで最適な時間帯に充電

エコカー EV
ホンダフィットEV
ホンダフィットEV 全 2 枚 拡大写真

ホンダの米国部門、アメリカンホンダは7月31日、『フィットEV』の顧客に対して、「ホンダ・スマートチャージ」プログラムを導入すると発表した。

画像:ホンダフィットEVとスマートチャージ

EVなどの電動車の顧客は、通常、帰宅後に充電を行う。しかし、夕方の時間帯は、電力に対する需要が最も高い。ホンダ スマートチャージは、電気需要が低い時間帯や再生可能エネルギーの利用可能性が高い時間帯を選んで、フィットEVの充電を行う。

ホンダ・スマートチャージプログラムに参加するには、ユーザーは無料の「ホンダリンクEVアプリ」をダウンロード。スマートフォンで、希望の充電時間帯を選択する。

ホンダ・スマートチャージは、車両テレマティクスシステムと専用のソフトウェアプラットフォームを使用して、ドライバーのスケジュール、発電可能な再生可能エネルギーの量、発電所から排出されるCO2の量などを管理。顧客の希望する充電時間帯と照らし合わせながら、顧客の車両使用に影響を与えずに、車両をフル充電する。

ホンダ・スマートチャージは、まずはフィットEVに導入。今後、『クラリティ』シリーズなど、他の電動車にも拡大展開することを検討中、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
  3. 特装車メーカー「トノックス」、超小型モビリティ「クロスケ」など展示へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 日産『ムラーノ』、「プロパイロット」搭載でハンズフリー運転が可能に…米2026年モデル
  5. 「トヨタがロールスロイスと勝負するのか?」2ドアクーペの新型センチュリー発表に、SNSは興奮の渦
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る