ネクセン、乗用車用スタッドレスタイヤ「WINGUARD ice2」発売へ…3つの新技術

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ネクセンWINGUARD ice2
ネクセンWINGUARD ice2 全 3 枚 拡大写真

ネクセンタイヤジャパンは、アイス性能を重視した乗用車用スタッドレスタイヤ『WINGUARD ice2』(ウィンガード アイス2)を9月1日から発売する。サイズは13インチから18インチの計34サイズで、価格はオープン価格。

WINGUARD ice2は、「アドバンスド・ソフトコンパウンド」「3Dサイプ」「非対称トレッドパターン」の3つの新技術を採用し、スタッドレスタイヤへの基本要求であるアイス性能の向上を第一に開発された、ノルディックタイプ(ソフトコンパウンド使用)の製品だ。

世界中で販売しているWINGUARDシリーズで得られた経験を投入し、スタッドレスタイヤに求められる氷上でのブレーキング性能と雪上での走破性とを両立させることで、「日本のユーザーの高い要求にも応えられる製品となっています」と、ネクセンタイヤジャパンは自負する。

WINGUARD ice2では、新開発のソフトコンパウンドがウィンターブレーキング性能を向上した。「アドバンスド・ソフトコンパウンド」は、低温域でも柔軟性を失わなず、高温域ではゴムの剛性が保つ特性を持つという。また「3Dサイプ」は、氷雪路でもドライ路面でも接地面を確保し、グリップ力と走行安定性の双方を向上させたという。サイプ同士が噛み合うことでブロックの倒れ込みを防ぎ、ブロック剛性が確保した。さらに、新・非対称トレッドパターンの採用でアイス/スノートラクションに効力を発揮する。イン側に雪上でトラクション性能を発揮する横溝を設け、アウト側に剛性の高い大きなブロックを採用することでコーナリング性能とグリップ力をアップした。

全国のカー用品量販店、自動車ディーラー、タイヤ専門店、通信販売、ガソリンスタンド、自動車修理工業などで販売を取り扱う。

《高木啓》

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