【SUPER GT】2019年に日独で初実施めざすDTMとの“ジョイントイベント”、国内はシリーズ最終戦の後に開催へ

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2017年のSUPER GTもてぎ戦で実施された、DTMとGT500の混走デモ。
2017年のSUPER GTもてぎ戦で実施された、DTMとGT500の混走デモ。 全 6 枚 拡大写真

4日、SUPER GTシリーズ第5戦開催中の富士スピードウェイにて定例会見に臨んだGTA(シリーズプロモーター)の坂東正明代表は、来季初開催を目指しているDTMとのジョイントイベント(交流戦)の時期等について、現状での見込みや展望を報告した。

【画像全6枚】

SUPER GTはドイツのトップカテゴリーであるDTMと協調路線をとっており、これまでも進めてきたGT500クラスとDTMとの技術規則共通化がDTMは2019年、GT500も2020年から完全なもの(CLASS 1 技術規則)へと移行すること、そして2019年から待望のジョイントイベントを日欧で開催すべく動いていることも発表済みだ(既報)。

(*なお、GTAではこれまで交流戦あるいは交流レースと呼ばれてきたGT500とDTMの混走予定レースを今後、当面は「ジョイントイベント」という呼称にすると表明。本サイトもこれ以降、それに従うものとする)

既にSUPER GTの来季シリーズ日程は発表されているが、坂東代表は早ければ来季に日欧双方で実現するジョイントイベント(シリーズ外)の開催時期について、「欧州は10月、日本はシリーズ最終戦(11月10日/もてぎ)が終了したあと」との見解を示した。開催候補地は「向こうはホッケンハイム(F1ドイツGP開催地)でやれたらいいな、と考えています。日本に関しては、やはり(大きいレースを)やれるところとなると富士か鈴鹿だと思います」とのこと。

参加台数は、現段階での計画としてはGT500の全15台とDTMに来季参戦するアウディ、BMW計12台がお互いに行き来してのレース催行になる模様だ(メルセデスは今季限りでDTM撤退予定)。

また、将来的にはジョイントイベントの開催数を増やし、日独以外の国や地域にも展開していきたい意向を坂東代表は語っている。「UKやアメリカも考えたい。ワールドチャンピオン(シップ)レースとは言いませんが、各大陸(のレースシリーズ)と協調してやっていきたいと考えています」。

共通パーツ等を多く盛り込んだ、比較的安価で高い安全性とパフォーマンスを実現する「CLASS 1 技術規則」の発行が、世界中のマニュファクチャラー(自動車メーカー)にレース参戦の門戸を広げる効果をもたらし、それによって多くのシリーズがジョイント(交流)を果たして、ジョイントイベントのみならず個々がさらに隆盛する、SUPER GTとDTMはそんな近未来像を描いている。

アジア圏でも、中国で「チャイナSUPER GTを、という動きが出てきています」。また、タイでも「GT300クラスのレースを、との考えが出てきている」とのこと。中長期的に国際的な動きが多くありそうな、SUPER GTの周辺状況である。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『セレナ』の走行中もテレビ視聴が可能に、ブリッツ「テレビジャンパー」にC28系が適合
  2. ホンダ株価が急反発…米国市場で『アコード』等が好調
  3. アウディの大型SUV、『Q7』新型を予告…デビューは今夏
  4. MINI「ポール・スミス・エディション」、ガソリンモデル3車種の予約開始…465万円から
  5. ダイハツ『ロッキー』が3列7人乗りSUVに!?「ロッキースペース」登場の可能性は
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. 「電気バス」でつながる聖地・高野山、導入の裏にあった合理的な理由
  3. 日本板硝子、Plug and Play Japanとパートナーシップ締結…ディープテック領域で新規事業創出へ
  4. セキュア開発における脅威分析【自動車セキュリティ解説 第2回】
  5. JFEスチール、スポット溶接安定化技術が国内自動車メーカーの部品に初採用…高強度鋼板の適用拡大に貢献
ランキングをもっと見る