ポルシェ、ケイマンGT4 のラリーコンセプト発表…WRCにスポット参戦へ

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ポルシェ・ケイマンGT4クラブスポーツ・ラリーコンセプト
ポルシェ・ケイマンGT4クラブスポーツ・ラリーコンセプト 全 5 枚 拡大写真

ポルシェ(Porsche)は8月8日、『ケイマンGT4クラブスポーツ・ラリーコンセプト』を発表した。

同車は、「ケイマンGT4」のレーシングカー、「ケイマンGT4クラブスポーツ」をベースに、ドイツ・バイザッハのポルシェモータースポーツが開発したラリー仕様車。

ベース車両のケイマンGT4クラブスポーツは、3.8リットル水平対向6気筒ガソリン自然吸気エンジンを、改良新型以前の『911カレラS』から移植。最大出力は385hpを発生する。トランスミッションは、レーシング仕様の6速PDKに変更され、パドルシフトを組み込む。リアアクスルには、機械式のディファレンシャルロックを採用。

フロントの軽量なストラットサスペンションは、『911GT3カップ』から流用。ブレーキローターは直径380mmと大径で、ブレーキパッドはスチール製。ロールケージやバケットシート、6点式シートベルトを装備。車両重量は1300kgに抑えられた。

ポルシェは、ケイマンGT4クラブスポーツラリーコンセプトの詳細を明らかにしていないが、フロントには大型の4連補助ライト、ルーフにはエアダクトを追加。足元にはラリー用タイヤと軽量ホイールを組み合わせた。

なおポルシェは、ケイマンGT4クラブスポーツラリーコンセプトで、8月16日に開幕するWRC(世界ラリー選手権)の一戦、ラリー・ドイツにスポット参戦する、としている。

《森脇稔》

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