日本・中国で電動車両の超急速充電規格を共同開発で合意 2020年に900kW

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CHAdeMO(チャデモ)規格の充電ステーション(参考画像)
CHAdeMO(チャデモ)規格の充電ステーション(参考画像) 全 3 枚 拡大写真

チャデモ協議会は、中国の電力会社の業界団体で電力関連の規格を制定する電力企業聯合会と電動車両の超急速充電規格を共同開発することで合意した。8月28日に中国・北京で共同開発着手に向けて覚書に調印する予定。

直流型急速充電方式の規格「チャデモ規格」の出力は現在、最大電圧1000ボルト、最大電流400アンペアとなっているが、電動車両の普及に向けて、超高出力化のニーズが高まっている。

中国で急速充電規格GB/Tを展開する電力企業聯合会は将来の超高出力化を想定して超高出力充電規格を開発することを決定している。今回、この開発でチャデモ協議会ち共同で研究・開発する。

開発する規格は最大電圧1500V、最大電流600Aの900kWのものを2020年に策定する計画。現在、日本で展開しているチャデモ規格、中国で展開しているGB/Tそれぞれのものと互換性を持たせる。

チャデモ協議会では、共同開発もよって短時間、安全に充電できる超急速充電技術を確立し、日中両国で汎用性の高い急速充電器の整備を後押しする構え。

《レスポンス編集部》

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