[カーオーディオ 製品選び]個性派パワーアンプ内蔵DSP

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グラウンドゼロ・GZDSP 4.80AMP
グラウンドゼロ・GZDSP 4.80AMP 全 1 枚 拡大写真

カーオーディオ製品の、選び方のキモを紹介している当コーナー。現在は「DSP編」に突入し、まずは「パワーアンプ内蔵DSP」のトレンド解説を行っている。これまでは、“小型(小出力)モデル”と“スタンダードタイプ”について解説してきた。

それに引き続き今回からは、“個性派”モデルにフォーカスしていこうと思う。まずピックアップするのはこちら、ドイツ発の人気ブランド「グラウンドゼロ」の『GZDSP 4.80AMP』(税抜価格:10万円)だ。

結論から入りたい。当機が“個性派”たるゆえんはどこにあるのかと言うと…。答はズバリ、「内蔵パワーアンプのch数が絞られていること」である。当機のDSPは8ch分の制御が可能なのだが、内蔵パアーアンプのch数は“4”。「パワーアンプ内蔵DSP」は、合理的にシステム構築できるその手軽さが利点なのだが、当機の場合は、その能力をフルに使い切ろうとするときには、「システムがそれなりに大がかりとなる」というわけなのだ。

しかしながら、デメリットとも取られかねないこの特徴は、これならではのメリットを生み出せる。メリットは主に3つある。1つ目は「リーズナブルであること」。パワーアンプのch数を絞ったことで、その分価格を抑えることができているのだ。とりあえず今は4ch分の出力が確保されていればOK、という状況であるならば、システム全体のコストを下げることが可能となる。

2つ目は「1chあたりのパワーが確保されていること」。ch数を絞ったので、ユニットの価格を抑えつつも1chあたりの出力数はしっかり定格80W(4Ω接続時)が確保できている。しかも4Ωブリッジ接続もできるので、サブウーファーをパワフルに鳴らすことも可能だ。

そして3つ目の利点とは「拡張性があること」。好みのパワーアンプを使ってある程度自在にシステムを組んでいける。いわば、「単体DSP」と「パワーアンプ内蔵DSP」のいいとこどりをしたようなパッケージングとなっているのだ。

初期投資をできるだけ抑えつつ、後々のシステムアップを画策する場合には、当機がベストチョイスとなる、というわけなのだ。

今回は以上とさせていただく。次回も“個性派”「パワーアンプ内蔵DSP」を紹介する。お楽しみに。

【カーオーディオ】製品選びの“傾向と対策” Part.5「DSP編」その5 個性派「パワーアンプ内蔵DSP」紹介

《太田祥三》

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