新幹線の現場にもiPhoneやiPad…JR九州がスマートデバイス導入を強化、在来線に続き

鉄道 企業動向
九州新幹線の乗務員には、車掌へスマートフォン(iPhone 8 plus)が、運転士へタブレット端末(iPad)が導入され、10月から使用を開始する。
九州新幹線の乗務員には、車掌へスマートフォン(iPhone 8 plus)が、運転士へタブレット端末(iPad)が導入され、10月から使用を開始する。 全 1 枚 拡大写真

JR九州は8月28日、九州新幹線の乗務員や現場へスマートフォンやタブレット端末といった「スマートデバイス」を導入すると発表した。

JR九州では6月1日から在来線の全列車乗務員に『iPhone 8 Plus』や『iPad mini』(第4世代)を導入しているが、九州新幹線では9月1日から順次配備し、10月1日から使用を開始するとしている。

導入対象は、車掌、運転士、車両担当、工務担当、指令員で、車掌と車両担当にはスマートフォンとして『iPhone 8 Plus』が、運転士、工務担当、指令員には『iPad』が導入される。

これにより、在来線同様、旅客に対して迅速な乗換え案内や翻訳アプリを活用した訪日観光客への対応、筆談アプリによる聴覚に障害を持つ旅客への対応を行なえるほか、現場の写真・映像の共有や電子化された各種資料の活用により、異常時における対応を迅速化できるとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. “変な”ジャパンモビリティショー2025、失望と希望…海外報道
  2. VW『ゴルフ』復権へ、Mk. 9は完全電動化! ところがエンジン搭載バージョンも?
  3. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  4. 初代『セリカ』が創刊号、全長20cmの1/18スケール国産名車コレクション…アシェットが2026年1月発売
  5. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る