東京海上日動、AIが自動車事故保険金支払いプロの社員をモデル化

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東京海上日動火災保険は、AI(人工知能)分析技術を活用して保険金支払い業務を担う部門で人材育成モデルの構築に向けた実証実験を開始する。

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AI分析技術を、保険金の支払い業務を担う部門の人材育成に活用する取り組みは、業界で初めて。

同社は、人材育成分野のAI分析技術に強みを持つエクサウィザーズと連携し、自動車事故に関する損害サービス業務の質の向上と、新たな人材育成モデルの構築につなげる実証実験を開始する。

具体的には、自動車事故を担当する損害サービス部門の担当者別の顧客へのコンタクト回数や保険金の支払い結果などのデータを、AIに学習させることで、それぞれの担当者の特徴を抽出する。自動車事故保険金の支払い業務で「ハイパフォーマンス」を発揮している社員に共通するモデルが構築できるかを実証実験で検証する。

実験は9月から損害サービス部門で、自動車事故の保険金支払い業務に従事する担当者約1500~2000人を対象に実施する。

エクサウィザーズが持つAIアルゴリズムによる分析機能を、同社損害サービス部門に関する各種データ指標と組み合わせることで、「暗黙知」となっていたハイパフォーマーの特徴の「見える化」を目指す。

《レスポンス編集部》

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