フォルクスワーゲンは9月4日、カーシェアや配車サービスを世界市場に拡大すると発表し、アフリカのガーナとナイジェリアの両政府との間で、新工場の建設を含めた覚書を締結した。
このうち、ガーナでは、新しいモビリティソリューションの開発を行う予定。フォルクスワーゲンはガーナに現地子会社を設立し、カーシェアリング、配車サービス、シャトルサービスなどのモビリティソリューション導入に向けた取り組みを進めていく。
フォルクスワーゲンはアフリカ市場を重視。今後の成長を見込み、現地工場の建設などへの投資を強化してきた。サハラ地域から下の地域を、北米と南米、中国と並ぶ重要市場に位置づける。
フォルクスワーゲンはすでに南アフリカに工場を構えており、ケニアでも車両の生産を開始。ガーナにも組立工場を建設し、現地での販売やサービスネットワークを強化。生産とアフターセールスのためのトレーニングアカデミーも設置する、としている。