ポールスター、デジタルディーラー開設へ…2020年代半ばまでに世界60拠点

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ポールスター・スペース・リテール・ラボ
ポールスター・スペース・リテール・ラボ 全 3 枚 拡大写真

ボルボカーズ傘下の高性能車開発メーカーのポールスター(Polestar)は9月6日、新たな販売形態となるデジタルディーラー、「ポールスター・スペース・リテール・ラボ」を開設すると発表した。

ポールスター・スペース・リテール・ラボは、ポールスターの市販第一弾モデル、『ポールスター1』のために開設するもの。ポールスター1は、2019年の半ばから販売を開始する予定。

ポールスター1はプラグインハイブリッド(PHV)の高性能な2+2のグランドツアラークーペ。2.0リットル直列4気筒ガソリン「Drive-E」エンジンが前輪を駆動。2個のモーターが後輪を駆動する4WDとなる。システム全体で、最大出力600hp、最大トルク102kgmを発生。EVモードの航続は最大150km。

ポールスターは、完全なデジタルブランド。車両の注文は、インターネット経由で行う。また、ポールスター1では、2~3年のサブスクリプション(利用期間に応じて料金を支払う方式)を前提に受注を行う。デポジットなし、諸費用などすべて込みのサブスクリプションでは、引き取り、配送サービス、ボルボ車やポールスター車の代車貸し出しが追加され、すべてまとめての月払いになる。

ポールスター・スペース・リテール・ラボでは、新車販売は行わない。顧客がボディカラーや内装のレザーサンプルなど、購入前に確認したい情報を得るためのデジタルディーラーとして開設する。ポールスターは2020年代の半ばまでに、全世界に60拠点のポールスター・スペース・リテール・ラボを開設する計画、としている。

《森脇稔》

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