右直衝突のクルマが歩道に乗り上げ、信号待ち歩行者を直撃

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信号に従って交差点を右折していたタクシーと、対向してきた乗用車が衝突する事故が起きた。乗用車は衝突の弾みで歩道へ乗り上げ、直撃を受けた歩行者が死亡している。

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6日午前3時ごろ、熊本県熊本市中央区内の国道3号で、交差点を右折していたタクシーと、対向車線を直進してきた乗用車が衝突。乗用車は衝突の弾みで歩道上の歩行者にも突っ込んだ。この事故で歩行者の男性が死亡している。

熊本県警・熊本中央署によると、現場は熊本市中央区坪井付近で片側2車線の直線区間。タクシーが交差点を右折しようとしたところ、対向車線側を直進してきた乗用車と衝突。乗用車は押し出されるようにして路外に逸脱。そのまま道路左側の歩道へ乗り上げ、歩道内で信号待ちをしていた42歳の男性をはねた。

男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡。双方のクルマを運転していた男性にケガはなかったという。

事故当時は右折側が青信号で、直進側が赤信号だったとみられている。警察では乗用車の運転者から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場は昼夜を通して交通量の多い区間であり、右折レーンと右折用の矢印信号機が設置されている。タクシーは右折信号が出てから発進しており、このことから乗用車(直進側)の信号は赤表示だったとみられている。速度超過進行の疑いもあり、警察では衝突直前の速度についても調べを進めていくという。

《石田真一》

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