JR西日本の関空行き列車はりんくうタウンまで運行、火災の南海本線尾崎駅は9月11日から再開 台風21号

鉄道 企業動向
JR西日本関西空港線の被災状況。
JR西日本関西空港線の被災状況。 全 3 枚 拡大写真

JR西日本は9月8日、台風21号の影響で関西国際空港連絡橋が損傷を受けたことに伴ない運行を見合わせていた特急『はるか』と関空快速を、指令所設備の復旧に目途が立ったとして再開した。

【画像全3枚】

ただし、連絡橋を含むりんくうタウン~関西空港間は依然、運行再開の目途が立たないため、『はるか』は日根野駅(大阪府泉佐野市)まで、関空快速はりんくうタウン駅(大阪府泉佐野市)までの運行となっている。

りんくうタウン駅から関西空港駅(大阪府田尻町)までは、関西空港交通によるシャトルバスが運行されているが、『はるか』でこれを利用する場合、終着の日根野駅で関空快速に乗り換える必要がある。

一方、同じく連絡橋を通過する特急『ラピート』を運行している南海電気鉄道(南海)では、空港線泉佐野~りんくうタウン間が復旧しているが、『ラピート』は依然として運休が続いている。

このほか、南海では高野線高野下~極楽橋間と鋼索線極楽橋~高野山間でも倒木が多数発生していることにより運行を見合わせており、高野線では橋本~高野下間を臨時ダイヤで運行。橋本~高野山間ではバス、高野下~極楽橋間と鋼索線ではタクシーによる代替輸送をそれぞれ行なっている。

また、火災のため閉鎖されている本線尾崎駅は、ホームにスロープを設置し、9月11日から営業を再開することになった。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. コンパクトカーやミニバンにも対応! ソフト99の布製タイヤチェーン「モビルシュシュ」普通車サイズを拡充
  2. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  3. 『ハイエース』ベースのキャンピングカー「ネクストアーク」、398万円で限定5台販売へ…お台場キャンピングカーフェア2025
  4. ポルシェ『カイエン』新型、史上最強1156馬力のフル電動SUVに…1335万円から
  5. “変な”ジャパンモビリティショー2025、失望と希望…海外報道
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る