クリスマスおもちゃのトレンドは「サプライズ」と「不思議&新感覚」 2018年

自動車 ビジネス 国内マーケット
センサーモービル360
センサーモービル360 全 30 枚 拡大写真

今年のおもちゃ業界でのキーワードは「サプライズ」と「不思議&新感覚」だという。クリスマスおもちゃ見本市実行委員会5~6日の2日間、玩具見本市「クリスマスおもちゃ見本市2018」を、東京都立産業貿易センター台東館(台東区)で開催した。

クリスマス商戦は玩具業界にとって最大の需要期であり、12月とそれに続く正月商戦で年間売り上げの約40%を占める。会場には、2018年のクリスマス商戦向けおもちゃ約1万点が展示され、全国から問屋、小売などの流通業者をはじめとした玩具業界関係者が来場した。

実行委員会によると、今年のおもちゃ業界で最も注目されるキーワードは「サプライズ」と「不思議&新感覚」だという。女の子向けの「サプライズトイ」では『L.O.L.サプライズ!』『パーリーポップス』『WHO are YOU?』があり、「不思議&新感覚トイ」では『エアロノヴァ』や『センサーモービル360』がある。

変身ベルトDXジクウドライバー
また男の子向けではクリスマス商戦で最大売り上げを競う「平成ライダー20周年を飾る変身ベルト」と「復活のソイド」が、女の子向けではオリジナルのバッグが作れる『パチェリエ』や、おしゃれなチェーングッズが作れる『チェーンリングメーカーDX』などの「おしゃれなメイキングトイ」が注目だという。

最新技術を盛り込んだ「padトイ」も今年のクリスマス商戦で業界の期待は大きく、この分野には、自分をカメラで映して体を動かしながら楽しく学べる『マジックタブレット』や、顔認識機能や文字認識機能搭載の『マジカル・ミーパッド』などがある。知育玩具では「プログラミング&STEM」が数年来のトレンドになっている。

野球盤3Dエースモンスターコントロール
そのほか「家族や友だちと盛り上がるのに最適なゲーム」や、60周年を迎えて最新型になった野球盤に代表される「進化した定番玩具」も注目だという。

実行委員会調べによると、2017年の親から子どもへのクリスマスプレゼントの平均予算は6971円だった。対前年比は2016年以来、上昇傾向にある。価格帯のボリュームゾーンは5000~5999円が最も多く41.6%、次いで3000~3999円。前年と比べると1000~3999の低価格帯と、2万円以上の高価格帯がそれぞれ微増している。人気アイテム男子TOP3は1位がゲームソフトで15.0%、以下車玩具、知育玩具。女子TOP3は1位がぬいぐるみ・人形・フィギュアで17.5%、以下知育玩具、絵本・本・図鑑となっている。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る