BMW X4 新型日本仕様はMスポーツサスを全車採用…駆けぬける歓び

自動車 ニューモデル 新型車
BMW X4 新型発表会のペーター・クロンシュナーブル代表取締役社長
BMW X4 新型発表会のペーター・クロンシュナーブル代表取締役社長 全 13 枚 拡大写真

「卓越した存在感を身に着けた。それを我々は『POWER OF STYLE.』と呼んでいる」

9月6日に日本デビューを果たしたBMWの新型『X4』。プレゼンテーションをしたビー・エム・ダブリュー株式会社代表取締役社長のペーター・クロンシュナーブル氏は発表会のスピーチでそう語った。

その注目ポイントに関して同氏は「彫刻のような深いライン」と「細いLEDランプ」を例に出した。たしかにそのどちらもまず目を引く部分であり、同時に新型X4を見た人に強い印象を与える部分でもあると納得できる。

またスタイリング以外での大きなアピールポイントとして「力強いパワー」「スポーティな運動性能」「ひとクラス上の高級感を持ったインテリア」そして「最先端のドライビングアシストテクノロジー」をあげた。

《撮影 工藤貴宏》
「力強いパワー」でいえば、日本導入モデルのパワートレインはボトムが252psの2.0リットル4気筒ターボエンジンを積む「xDrive 30i」、ハイスペック仕様が360psの3.0リットル6気筒ターボエンジンを積む「M40i」といずれも高出力のユニット。X3の心臓が、同じ2.0リットル4気筒ターボながら出力を184psとした「xDrive 20i」もしくはディーゼルエンジン搭載の「xDrive 20d」であることを考えれば、キャラクターの作り分けは明確である。

また、走りの味も差別化されている。

「サスペンションの設定をX3よりも硬めてあり、よりスポーティな走りを楽しめます。それもぜひ知ってほしいですね」と、BMWの日本法人でプロダクトマネージャーを務めるデクス・ビクター・ファン・ウネン氏。

新型X4は「M sport」仕様でなくても操縦性を高める「Mスポーツサスペンション」を全車に組み込んでいるのも興味深いところである。

《工藤貴宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る