日立オートモティブシステムズの中国における地域統括会社である日立汽車系統は、9月19日から21日までの3日間、中国・重慶市で開催される「2018重慶国際自動車部品・サービス展覧会」に出展する。
中国内陸地域に位置する重慶市は、中国有数の自動車生産都市で、年間の自動車生産台数は約300万台に達する。日立オートモティブシステムズは、自動車メーカーに対する現地サポートに応えるために、日立汽車系統を2016年4月に重慶市両江新区に設立。シャシー系製品を中心に事業拡大を目指している。
今回の展示会では、今後中国で需要拡大が期待される環境対応車や自動運転車向けの技術を中心に展示する。ブースでは、自動運転システム向けの小型ステレオカメラや、自動運転ECU(電子制御ユニット)、電動化車両の基幹部品であるモーターやインバーターなどの電動パワートレインシステム技術、内燃機関を高効率化する可変動弁システムなどのエンジンパワートレインシステム技術など、日立オートモティブシステムズグループの幅広い製品・技術を紹介する。