特殊車両の通行許可ルートを自動で作成・登録できるシステム、鴻池運輸とナビタイムが開発

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
ビジネスナビタイムサービスの全体像
ビジネスナビタイムサービスの全体像 全 2 枚 拡大写真

鴻池運輸とナビタイムジャパンは、ナビタイムジャパンの「ビジネスナビタイム動態管理ソリューション」をベースとした特殊車両通行許可ルート網を作成・登録が可能なナビゲーションシステムを共同開発、鴻池運輸の一部車両で実運用を開始したと発表した(10日)。

開発したシステムは、申請経路の増加に伴って管理が煩雑化している通行許可ルート情報を、ビジネスナビタイムのシステム上で車番と発地・経由地・着地に紐づけて登録することで、車両ごとの通行許可ルートデータがドライバーのスマートフォンの画面上に表示できるというもの。

これによって地図への手書きなどで指示されていたルート情報について、確実・迅速、ペーパーレスでドライバーに提供され、ドライバーが運転に集中することを支援する。ドライバーの習熟度に関わらず、確実に許可ルートを通行できるというコンプライアンス対応でも効果が見込まれる。

運行管理者も、簡単操作で配車計画を作成でき、ドライバーへ簡単確実に配車を指示できる。車ごとに最大1年間の運行実績と許可ルートを表示可能で、詳細な実績を簡単に管理できるほか、各ルートごとの有効期限も表示され、申請切れを未然防止できる。

鴻池運輸はナビタイムジャパンとシステムの改善を図り、グループの特殊車両に本格導入する。また、ナビタイムジャパンは今後、連携機能の検証を重ねて本格販売につなげていくとともに、業界のニーズに対応して機能を拡充していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る