デンソー、量子コンピューターによるデータ分析技術などを紹介予定…ITS世界会議2018

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デンソー ブースイメージ
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デンソーは、9月17日から21日まで、デンマークで開催される「第25回ITS世界会議コペンハーゲン2018」に、「将来のモビリティ社会システムを支えるデンソーの技術・取り組み」をテーマに出展する。

ITS世界会議は、世界3地域を代表する、欧州・米国・アジア太平洋のITS団体が共同で開催する産官学が参加する国際会議。技術開発に加え政策、市場動向など幅広い観点から情報交換を行い、ITSの普及による交通諸問題の解決およびビジネスチャンス創出を図ろうとするもの。

デンソーは、2030年の将来モビリティ社会に向けて、人々の安心・安全で自由な移動や効率的な物の輸送など、新たな価値を提供するための取り組みを推進。これまで培った車載技術に加えて、自動車と様々なモノがつながるためのクラウド技術やデータ通信技術など将来の社会システムに必要となる技術を開発している。

今回の展示では、クラウド技術として、MaaS (Mobility as a Service)を実現するための要素技術や量子コンピューターを用いたデータ分析技術の実用化に向けた取り組みを紹介する。また自動車とクラウドをつなぐデータ通信技術として、ドライブレコーダーから取得した画像データを効率よく収集する技術などを紹介。さらに車載技術として、ドライバーの異常や表情を検出する次世代のドライバーステータスモニターのデモ展示や、車両のソフトウェアやデータの改ざん防止を目的としたブロックチェーンの車載への応用の取り組みについても紹介する。
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《纐纈敏也@DAYS》

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