メルセデス S400 など、プレフューズボックス不具合で火災のおそれ リコール

自動車 テクノロジー 安全
メルセデスベンツ S400(2017年)
メルセデスベンツ S400(2017年) 全 2 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本は9月13日、「S400」など『Sクラス』(Mercedes-Benz S-Class)7車種のプレフューズボックスに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、「S400」、「S560 4MATIC」、「S560」、「S600」、メルセデスマイバッハ「S560 4MATIC」、メルセデスマイバッハ「S560」、メルセデスマイバッハ「S650」の7車種で、2017年10月25日~2018年2月26日に輸入された461台。

車両電源を管理するプレフューズボックスのナット取付け装置のプログラムが不適切なため、通電用金属プレートの固定ナットが組付けられていないものがある。そのため、走行中の振動等により導通不良が発生し、エンスト等が発生して、最悪の場合、増加した電気接触抵抗により発熱し、火災に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、プレフューズボックス内の固定ナットの有無を点検し、固定ナットが取り付けられていない場合は、プレフューズボックスを良品に交換する。

不具合および事故は起きていない。ドイツ本社からの情報により届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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