日産 ローグ、「セーフティシールド360」初搭載…子どもの置き忘れ防ぐ新装備も

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日産 ローグ の2019年モデル
日産 ローグ の2019年モデル 全 7 枚 拡大写真

日産自動車の米国部門、北米日産は9月13日、『ローグ』(Nissan Rogue)(日本名:『エクストレイル』に相当)の2019年モデルを発表した。

ローグの2019年型は、最新の先進運転支援システム(ADAS)の「日産セーフティシールド360」を搭載する最初のモデルに。日産セーフティシールド360は、6種類の先進運転支援システムで構成。「歩行者検出機能付きの自動緊急ブレーキ」は、車両のフロントのレーダーとカメラが、歩行者を検知。ドライバーに警告を発し、衝突が避けられないと判断した場合、自動でブレーキをかける。

「ブラインドスポットアラート」は、ドライバーの死角に入った車両を、車線変更の際などに警告。「リアクロストラフィックアラート」は、駐車場などで後退する際、後方の車両を検出し、ドライバーに警告する。「リア自動ブレーキ」は、後退時に静止した物体を検出し、ドライバーに警告。必要に応じて衝突を回避するために、自動でブレーキをかける。

「車線逸脱警告」は、ウインカーを出さないで車線変更しようとした場合、ドライバーに警告。「ハイビームアシスト」は、前方の車両を検出し、ヘッドライトのロービームとハイビームを自動で切り替える。

さらにローグの2019年モデルには、子どもの車内置き忘れを防ぐ「リアドアアラートシステム」を標準装備。リアドアアラートシステムは、後部ドアのスイッチをモニターして、走行前後のドアの開閉状態を検知する。

走行する前に後部ドアが開閉されたにもかかわらず、走行終了後に後部ドアが再び開かれなかったことが検知された場合、車両が駐車され、イグニッションがオフになった段階で、インパネ内のディスプレイに警告メッセージを表示する。

それでも、ドライバーが子どもを車内に残したことに気づかず、車両から離れた場合、自動的に複数パターンの音を発するクラクションを鳴らして、ドライバーに後部座席を確認するよう促す、としている。

《森脇稔》

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