『SLやまぐち号』は9月29日に運行再開…回送できなかったD51 200が復帰 平成30年7月豪雨

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9月29日にD51 200により運行を再開する『SLやまぐち号』。
9月29日にD51 200により運行を再開する『SLやまぐち号』。 全 2 枚 拡大写真

JR西日本は9月20日、平成30年7月豪雨の影響で運行を取り止めていた『SLやまぐち号』を9月29日から再開することを明らかにした。

『SLやまぐち号』をけん引するD51形蒸気機関車200号機(D51 200)は、7月15日から北陸本線の『SL北びわこ号』をけん引するため、7月5日に新山口駅(山口県山口市)から梅小路運転区(京都市下京区)へ出発したが、その後の豪雨の影響で山陽本線が不通となり広島から東への回送が不可能となった。

そのため、『SL北びわこ号』のけん引は7月21日から『SLやまぐち号』をけん引することになっていたC57形蒸気機関車1号機(C57 1)に変更。D51 200を広島から新山口へ戻すこともできなかったため、『SLやまぐち号』は長期運休を余儀なくされていた。

なお、再開初日の9月29日には新山口駅1番のりばで10時から10時50分まで運行再開記念イベントが開催されるほか、D51 200には「がんばろう!西日本」のヘッドマークを掲出。また10月6日には、D51 200の製造80周年を記念したイベントを新山口駅1番のりばで10時から10時50分まで開催。記念ヘッドマークも掲出する。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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