需要と供給から駐車料金をリアルタイムで変動---akippaと日光企画がシステム実証

akippaと日光企画はリアルタイムに自動でプライシングするシステム「スルー」を駐車場で運用
akippaと日光企画はリアルタイムに自動でプライシングするシステム「スルー」を駐車場で運用全 1 枚

駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippaは、ソフトウェア開発や店舗運営を手がける日光企画が開発したダイナミックプライシングをリアルタイムに自動で行うシステム「スルー」導入の実証実験を3日から開始した。

ダイナミックプライシングとは、需要と供給のバランスで価格が変動する仕組み。

料金設定の作業は労力と手間で、利用者増加に伴うデータ増加に対処できないなどの課題があった。今回の実証実験では、ECサイト向け「スルー」を活用、akippaが保有している駐車場予約データを日光企画の機械学習チーム(AI)が解析して駐車場ごとに最適な価格を導き出す。結果、akippaの駐車場オーナーに手間をかけることなくダイナミックプライシングの適用が可能になるとしている。

駐車場予約の価格変動要因は、イベントの有無・規模・人気や過去の予約状況などの状況に応じて適切な価格設定モデルを駐車場ごとに適用する。実証実験は関西エリアで実施し、その後、全国の駐車場で順次適用する予定。

《レスポンス編集部》

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