デンソーテン×トヨタ共同開発のハイレゾ対応サウンドパッケージ、2018年度グッドデザイン賞を受賞

ダブルツィーター
ダブルツィーター全 1 枚

デンソーテンとトヨタ自動車が共同開発した販売店装着オプション「ハイレゾ対応サウンドパッケージ(プレミアムダブルツィーターシステム)」が10月3日、「2018年度グッドデザイン賞」を受賞した。同社の受賞は今回で累計37商品になる(共同受賞含む)。

ハイレゾ対応サウンドパッケージは、「ダブルツィーター」、「8ch高性能アンプ」に加え、フロントドア用の「プレミアムドアウーファー」で構成。ダブルツィーターは、運転席・助手席両方で、左右の音の到達タイミングを一致させることができ、両席ともにまるで目の前で演奏しているかのような音響空間を演出できる。ダブルツィーターのデザインは、対角線上にまっすぐ音を飛ばす指向性の強い「ホーンツィーター」と、正面へ遅延をかけた音を出す「ダイレクトツィーター」が異なる角度で接合されたもので、同時定位を実現するためにたどり着いた必然の形状だという。

ダブルツィーターのエンクロージャーには、音の波形の乱れを抑制するために、角のない独自のラウンドフォルムを採用することで、デザイン性と機能性を両立。また、ピアノブラック・透明素材・金属など多様な素材を組み合わせることで、プレミアムの名にふさわしい上質感を演出している。

今回の受賞では、運転席・助手席の乗員に対して同時に対角線方向にアプローチするダブルツィーターのユニークなアイデアや、訴求力のあるデザインが高く評価された。

グッドデザイン賞は、国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  4. 『マツダ3』、米2026年モデルで「ハーモニックアコースティクスオーディオ」を標準化
  5. 日産『ルークス』新型、クールなカスタマイズモデル「AUTECH LINE」が登場! 専用の黒内装も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る