電車の廃棄品で「地産地消」…新京成電鉄の吊り革がかばんやパスケースに 10月20日から発売

「つり革口折れショルダー」。ショルダーのジョイント部に吊り手を利用。立った時に子供の高さの吊り革になるという。
「つり革口折れショルダー」。ショルダーのジョイント部に吊り手を利用。立った時に子供の高さの吊り革になるという。全 3 枚

千葉県の新京成電鉄は、廃棄されることになっている電車の吊り革を再利用した商品を10月20日から発売する。

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摩擦に強い千葉県柏産の霜降り豚肉「柏幻霜ポーク」の皮を使用したかばんなどを販売している柏レザー株式会社が取り組んでいる「千葉県内で廃棄される資源を再利用した商品の開発」の一環として行なわれるもので、鉄道車両の吊り革が初めて、かばんなどの製造に活用されることになった。

今回発売されるのは「つり革パスケース」「つり革口折れショルダー」「ふなっしートレイン!『つり革かばん』」の3品で、いずれも本体には「柏幻霜ポーク」の皮を使用。価格はパスケースが2500~3000円程度、口折れショルダーが1万円前後、つり革かばんが2万3760円。

いずれも数量限定で、パスケースと口折れショルダーは柏レザーの店舗「NUIZA縫EMON柏本店」と10月20日にくぬぎ山車両基地(千葉県鎌ヶ谷市)で開催される「新京成サンクスフェスタ」で販売。つり革かばんは、柏レザーの店舗のほか、セブンイレブン新京成ST三咲店(千葉県船橋市)やふなっしーLANDの公式ウェブショップでも扱う。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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