【F1 日本GP】ハミルトンがポールトゥウィンで5度目のチャンピオンに王手

F1日本GP
F1日本GP全 9 枚
三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで7日、F1第17戦日本GPの決勝レースが行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールトゥウィン。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とのポイント差を67に広げ、5度目のチャンピオンに王手をかけた。

心配された台風もそれ、まるで夏を思わせるような強い日差しが照りつける中、F1日本GPの決勝レースがスタートした。3位以下は接触やコースアウト、激しいバトルなど大混乱、大接戦のレース展開となったが、フロントローからスタートしたメルセデスの2人は終始レースをリード。ルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタスのメルセデス勢が1-2フィニッシュを決めた。

これでハミルトンは今季9勝目。チャンピオンシップポイントを331に伸ばし、ランキング2位のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)との差を67ポイントまで広げた。シーズンも残り4戦。次のアメリカGPでベッテルとの差を76ポイント以上に広げれば、今シーズンのチャンピオンが決まる。

対するベッテルは予選を失敗して8番グリッドからのスタートとなったが、一気にジャンプアップして2周目には4位へ浮上。しかし接触でほぼ最後尾まで順位を下げ、最終的に6位でチェッカー。大きくポイントを失った。

3位争いはレッドブルの2人。マックス・フェルスタッペンはキミ・ライコネン(フェラーリ)やベッテルとの接触でマシンにダメージがあったものの3位を走行。そこに15番グリッドスタートから追い上げてきたチームメイトのダニエル・リカルドが迫ったがフェルスタッペンが逃げ切って3位表彰台を獲得した。

6-7番グリッドからスタートしたトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーとピエール・ガスリーは、速さを見せたがピットインのタイミングが悪く、ガスリーは11位、ハートレーは13位でチェッカーを受けた。

F1日本GP 決勝結果
1. ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2. バルテリ・ボッタス(メルセデス)
3. マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
4. ダニエル・リカルド(レッドブル)
5. キミ・ライコネン(フェラーリ)
6. セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
7. セルジオ・ペレス(フォースインディア)
8. ロマン・グロージャン(ハース)
9. エステバン・オコン(フォースインディア)
10. カルロス・サインツ(ルノー)
11. ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
12. マーカス・エリクソン(ザウバー)
13. ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)
14. フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
15. ストフェル・バンドーン(マクラーレン)
16. セルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ)
17. ランス・ストロール(ウィリアムズ)
以上完走 

《藤木充啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【DS N°8 新型試乗】ハンドリングはもはや「賢者」、フランス車の味わいを濃縮した極上の一台…南陽一浩
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. 日産の商用車200台超、英国ホテルチェーン大手が導入へ…価格や性能が決め手に
  4. SHOEIのフラッグシップヘルメットに限定「カーボン」仕様が登場!「垂涎の一品」「想像より安い」など話題に
  5. 「バイクで町おこし」埼玉県小鹿野町に750台が集結、ヤマハがライダー向け「カフェ」提供
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る