ヤマハ発動機、船外機 F425A が米国でイノベーションアワード受賞

IBEX2018イノベーションアワード受賞
IBEX2018イノベーションアワード受賞全 2 枚

ヤマハ発動機で最もパワフルな425馬力の4ストローク船外機「F425A」が、10月2日から4日に米国フロリダ州タンパで開催された国際マリントレードショー「IBEX2018」にて、米国舟艇工業会(NMMA)のイノベーションアワードを受賞した。

イノベーションアワードは、NMMAが主催するIBEXにて「船舶製造技術/素材部門」「メカニカルシステム部門」「船外機部門」など計13部門別に毎年審査・発表。審査は専門知識に秀でたボーティングライターズインターナショナル(BWI)のメンバーから選出された審査員によって行われる。審査基準は「既存の製品に比べて革新的であること」「マリン業界および消費者に恩恵をもたらす製品であること」「実用的であること」「費用効率が高いこと」などとなっている。

F425AはV型8気筒、排気量5559cc、最高出力425馬力の新開発のエンジンを採用した船外機だ。燃料を高圧、かつ高精度に各燃焼室に直接噴霧する「ダイレクトフューエルインジェクション」や、ケーブルや油圧装置を廃した「内蔵型電動ステアリングシステム」を4ストローク船外機として初採用。ジョイスティックで操船できる「ヘルムマスター」、7インチのタッチスクリーンカラーディスプレイ「CL7」と合わせ、高い利便性を提供する。2018年8月より北米で発売しており、欧州、オーストラリア、日本などの主要市場にて、順次発売する予定だ。

ヤマハ発動機の同賞受賞は、昨年の船外機「F25G」の受賞に続き6度目。今回の受賞では、F425Aの革新的な技術の導入がマリン先進国アメリカで高く評価された。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る