ジャガー・ランドローバー世界販売4%減の44万台、EVの『I-PACE』は好調 2018年1-9月

ジャガー I-PACE
ジャガー I-PACE全 4 枚

ジャガー・ランドローバーは10月8日、2018年1~9月の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は44万8106台。前年同期比は4%減だった。

全販売台数44万8106台のブランド別の内訳は、ジャガーが13万5995台にとどまり、前年同期比は1.1%のマイナス。ランドローバーは31万2111台を売り上げたものの、前年同期比は5.2%減と前年実績を割り込む。

車種別の販売実績では、ジャガーブランドは小型SUVの『E-PACE』とブランド初のEVの『I-PACE』が好調。ランドローバーブランドでは、『レンジローバーヴェラール』と改良新型『レンジローバー スポーツ』が牽引役を果たす。

1~9月の販売実績が落ち込んだ要因は、最大市場の中国。7月から輸入乗用車の輸入関税率が15%に引き下げられたのに伴い、7月以前は消費者に買い控えの動きが出た。また、欧州では新燃費基準の「WLTP」の9月からの導入を受けて、ディーゼル車の需要が落ち込んだ。

ランドローバー・レンジローバーヴェラールランドローバー・レンジローバーヴェラール

ジャガー・ランドローバーの2017年の世界新車販売台数は、過去最高の62万1109台。前年比は7%増だった。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  2. 日産はなぜ全固体電池にこだわるのか? 8月にも横浜工場でパイロットプラントを稼働
  3. 一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
  4. アルファロメオ『ジュニア』がミラノ・デザインウィーク2024に登場
  5. 日産『キャシュカイ』改良新型、表情を大胆チェンジ…欧州発表
  6. ピアッジオが創立140周年、記念してペスパの特別仕様を発売---140台限定
  7. 女性向けキャンピングカー「Nomad Lux」デビュー 5月3日初公開
  8. 電動アシスト自転車、24年モデルが続々ラインアップ…新型ヤマハ『PAS』のバラエティ豊かな5機種を一挙紹介
  9. シトロエン C3エアクロス 新型、間もなくデビューへ…ティザー
  10. トヨタ『クラウンセダン』は違う---水素を使う理由と苦労をチーフエンジニアが語る
ランキングをもっと見る