ヤマハ発動機のイチオシは発電機、2月発売予定…危機管理産業展2018

ヤマハ発動機の発電機「EF1800iS」
ヤマハ発動機の発電機「EF1800iS」全 4 枚

「危機管理産業展」に毎回出展しているヤマハ発動機。今回も消防活動二輪車をはじめ、除雪機、発電機など多くの製品を展示した。そのなかで同社関係者が一押しで推薦した商品が2019年2月発売予定の発電機「EF1800 iS」だ。

「この発電機は2年半かけて開発した自信作です。久々の新モデルなので非常に期待しています」と同社関係者は話し、使いやすさを追求してさまざまなところを改良したという。

まずは持ち手の部分。これまで1つあるいは2つしかなかったが、それを中央と左右2つの3つにした。これによって、1人でも2人でも運びやすくした。また、工具なしでキャブレターの燃料抜きが簡単にできる燃料排出コックを採用。パネルについても、工具なしで簡単に取り外せるようにした。これによって、大幅にメンテナンスがしやすくなった。

そのほか、12Vの安定した電力を供給するアクセサリーソケット、視認性に優れる燃料ゲージ、多機能LEDインジケーターとデジタルマルチメーターも採用するなど、お客の声を反映させたという。

もちろん性能についても折り紙付きだ。工事現場などで使用する高負荷の電動工具に対応するため、家庭電源の15Aを上回る1.8kVAの高出力性能を実現。さらに「ブーストモードを新たに追加し、より高い機動電力を必要とする機器にも対応できるようにした」(同社関係者)という。

これによって、高出力、定格、エコノミーの3つのモードの選択が可能になった。連続運転時間も4.7リットルの燃料タンクの採用により、4.2~10.5時間をクラス最高を実現している。価格は税込み22万4640円。

北海道で大規模停電があったこともあり、発電機に関する問い合わせが増えているそうで、同社としてもプロユースにも対応した新発電機で攻勢をかけたいところだろう。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  5. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る