丸くて赤い新型地下鉄、車内にコンセントも…東京メトロ 丸ノ内線 2000系[詳細画像]

東京メトロ2000系
東京メトロ2000系全 29 枚

東京メトロ(東京地下鉄)は丸ノ内線に新型車両2000系を導入する。2019年2月から運行を開始する予定。10月11日、中野車両基地(東京都中野区)で報道公開された。車体各部の「丸」モチーフと、車内のコンセントやテーブルが特徴だ。

【画像全29枚】

新型車は、1988年以来約30年にわたり運用している現在の02系を置き換え、2022年度までに53編成318両が導入される。

新型車は、開発時に東京メトロ全社内からアイデアを募り、丸ノ内線の特徴から導き出したキーワード「地上」、「活気」、「先進的」に基づき、世界有数の大都市“TOKYO”に活力を与えるインパクトのある形状や、地上を走ることの多い路線の特徴を考慮し、四季に映える鮮やかなグローイング・スカーレット(Glowing Scarlet)の車体カラーなど、斬新なデザインとした。
東京メトロ2000系東京メトロ2000系
丸ノ内線の「丸」にちなみ、新型車は様々な箇所に丸みを持たせている。車両前面のガラスに丸みを持たせ、側面車端の窓にメトロ初となる「丸窓」を採用した。車内についても開放的な空間を演出する、球面形状の天井パネルを採用した。新型車では、丸ノ内線の初代車両300型と同様の赤い車体色と側面のサインウェーブを復活させた。サインウェーブはホームドアのある駅で見やすいように上部に施した。

新型車の室内は、1編成6両全てに小物が置けるテーブルや荷物掛け、携帯電話など小電力の充電が可能なコンセント(2口)を設置した。いずれも東京メトロ初の設備だ。また1編成6両全ての車両にフリースペース(車椅子スペース)を設置した。防犯カメラも搭載された。
東京メトロ2000系東京メトロ2000系
また東京メトロでは、日本の地下鉄で初めてとなるCBTC(無線式列車制御システム)の2022年度の稼働を目指しており、新型車に導入して稼働準備を進める。列車運行の信号システムは、線路の一定区間を閉塞してその区間では1列車しか走行できないことを基本とする。新システムでは閉塞区間を地上側に設定せず、先行列車の位置を無線で後続列車に伝え、後続列車は走行可能な位置まで運行する。列車間隔を短くすることができ、東京メトロでは遅延回復の余力として活用する考え。

なお東京メトロでは「2000系」の形式名は初めてだが、前身の営団地下鉄に銀座線などで運用された車両で同名があった。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ヤマハの原付電動スクーター『JOG E』全国発売へ…7月のモーターサイクル記事ベスト5
  2. 『セリカ』が復活、トヨタGRに大きな動きが!…7月のスクープ記事ベスト5
  3. トヨタ『セリカ』ついに復活へ、GRスポーツ戦略は3本柱に?
  4. 【スズキ ジムニーノマド 新型試乗】「一芸あり」なクルマを乗りこなす楽しみがある
  5. コンパクトSUVのデザインを変えた異端児、初代日産『ジューク』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動車業界の現場が直面しているサイバーセキュリティの課題と実態【自動車セキュリティ解説 第1回】
  2. 【日産 リーフ 新型】次世代EVのスタンダードを描いた、“スーパーエアロ”と“スーパーフラッシュ”デザイン
  3. 大和ハウスベンチャーズ、自動運転幹線輸送のT2に出資…レベル4実現へ
  4. 【バッテリー リスキリング講座】車載用全固体電池の開発状況と今後の展望
  5. ヨコオ、電波暗室を中国・東莞に新設…アンテナ評価を現地完結へ
ランキングをもっと見る